久々レビュー
一週間ぶりの更新となってしまいました。
その分今回はガッツリレビューするのでどうかご容赦を。
まずは既に各所でレビューされまくっているあの一冊から。
F4U 「今夜のシコルスキー」 コアマガジン
問題作である。
通常の△○◎形式の評価は難しいため今回は適用しなかった。
短編9話収録。
話の傾向やヒロインのタイプはバラバラで、「ジャンルは○○」というテンプレに当てはめにくい。
ただ、全ての作品について一貫したテイストはある。
珍妙な言語感覚によって紡ぎ出されたネーム(台詞やト書き)と、断面図やマッシヴなちんこ描写を多用した過剰演出、この両者が融合して生まれた疾走感である。
しかしこの方向性は危うい。
もう一歩向こう側へ行ってしまうと、「エロマンガ」というジャンルに無い、もっと得体の知れない「何か」になってしまう。
この感覚は「キャノン先生トばしすぎ!」を読んだ時に似ている。
また、この作者の描く断面図はちょっと抽象的過ぎると思う。
断面図の醍醐味は、ちんこが女性の肉体の奥深くまで挿入されている感覚、並びに子宮に精液を注入する感覚を、ダイレクトに視覚情報として受け取れる部分にある。(と僕は思っている)
だから、断面図の描写はなるべくリアルな方が僕は好みだ。
同じ理由で、背景や独立したコマで描かれた断面図よりも、人物の体に直に、透過したように描かれた断面図の方がより良い。
あと、真面目に考えると女の子が酷い目に遭っている、後味の悪いストーリーが多いので注意。
うーん、このレビューだけ読むと何だか酷評してるみたいだ。
嫌いではない。
嫌いではないのだが。
今回はもう一冊行きます。
伊沢慎壱 「母姦。【おかん】」 富士美出版
絵:○ 話:△ 抜:○+ 消:トーン 総合:○
巻頭に4ページのショートカラー6話+短編9話収録。
ほとんどが母×息子の近親モノ。
妹、姉も若干アリ。
但し、近親相姦に対しての葛藤が描かれたりする事はほとんど無く、話のエッセンス程度に思っておいた方がいい。
全編通してストーリーらしいストーリーはほとんど無い。
最初のページからヤってて、ずっとヤってて、最後のページまでヤってる、そんな話ばかりである。
若干アナルセックスがあるものの、アブノーマルなプレイはほとんど無し。
ロリ分は皆無。
全員たわしの如く立派に陰毛が生え揃っているし、ビラビラもはみ出していてツルマン率はゼロ。
おっぱいも垂れ気味でだらしなく描かれている事が多い。
とにかく下品でストレートな内容で、抜き以外の目的には使いようがない潔い一冊。
何も考えずにとにかく一発抜きたいわ、という御仁にオススメ。
但しロリコン以外に。
はい、こんな感じです。
やはり抜きツールに特化した本の方がレビューは楽ですねえ。
基本的にポイントまとめるだけですから。
その代わり読む人からすれば味気無いものになるかも知れませんね。
その他の最近の査収物
篠房六郎 「百舌谷さん逆上する」2巻 講談社
- 作者: 篠房六郎
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はあ…中々週刊誌の感想まで手が回りません。
今日も体力的に限界なので、もう寝ます…。
次回の更新はいつになるやら、トホホ。