本日の査収物

百合星人ナオコサン 2(Second impact (電撃コミックス EX)

百合星人ナオコサン 2(Second impact (電撃コミックス EX)

マイティ・ハート 5 (少年チャンピオン・コミックス)

マイティ・ハート 5 (少年チャンピオン・コミックス)

みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)

みつどもえ 6 (少年チャンピオン・コミックス)



僕の場合週刊少年誌だとチャンピオンが一番単行本を購入するタイトルが多いですね。
他にも「弱虫ペダル」「侵略!イカ娘」「ギャンブルフィッシュ」などを購読してます。
あとは「幻仔譚じゃのめ」がタンコーボンダシタイナ号に載らなければ。
しかしダシタイナ号は漫画の作中では一度しか使われていないのに汎用度が高く、いまだに使われている。
いいネタだなあ。


あと道満晴明の新刊が出てたのでそれもゲット。
肩慣らしに軽くレビューでもしてみますか。


最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

最後の性本能と水爆戦 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)



連作含む短編31話収録。
巻頭カラーの「魔女の条件」のみワニマガジン刊の大判型カラーコミック誌「robot」掲載作で、それ以外は全て初出はCOMIC快楽天
2005年〜2008年前半頃の作品を収録。
収録作が多い、という事はその分一作毎のページ数は少ない訳で、長くても16ページ程度。
ショートショート集といった趣。
エロシーンはそれなりにあるものの、話のエッセンス程度で抜き目的に使用するものではないだろう。(僕も今回エロ漫画のつもりで書いていないので)


この作家の作風を言葉に表すのは難しい。
ドライなような、ウェットなような世界観。
読者は特に舞台設定の説明も無いまま作品の中に放り出され、淡々と話が進み、そして突然に終了する。
登場する少女たちは貞操観念が低く、奔放に愛し合ったり、時にはレイプされたり、体を売ったりしている。
何だか鬱っぽい内容になりそうな状況も少なくないのだが、読後感が悪くないのは寓話っぽいデフォルメされた絵柄と、独特で小気味よいネームの賜物だろうか。


個人的に好きな収録作は普通にちょっといい話の「ミーコのカプセル」、ストーカーさんのキャラがツボにハマッた「シリアルNo.001」、村長さんのビジュアルがたまらない「ルルイエから来た少女」といった辺り。
あ、あと何気に人外率が高めなので、そっちの属性持ちの人にもオススメ。


こんな感じでしょうか。
よく考えたらエロ漫画以外のレビューなんて書いた事ありませんでした。
エロ漫画の場合(某スレに度々名無しでレビューを投下しているのです)単純に抜けるかどうかを主点に書けばいいのですが、果たしてこれでレビューと呼べる物になっているのかどうか。
地の文とレビューで口調が変わっちゃってますが、この方がやりやすいので、当分はこのスタイルで。