峠比呂 「ちょっとだけ未来学園にようこそ」

峠比呂 「ちょっとだけ未来学園にようこそ」 コアマガジン 1000円+税

ちょっとだけ未来学園にようこそ (ホットミルクコミックス 298)

ちょっとだけ未来学園にようこそ (ホットミルクコミックス 298)

絵:○ 話:○ 抜:○+(但し条件有) 消:トーン 総合:○


表題作7話+短編読切2話収録。
その他カラー、モノクロで若干の描き下ろし有り。


舞台はとある女子高校。
そこは女子校でありながら男子の入学を許可する唯一の高校である。
しかし男子が入学する場合ホルモン調整などを行い見た目は女子と変わらぬようにする事が条件である。
(しかし局部は例外とする)


以上が表題作の基本的な設定。
ここまで読めば分かると思うので先に言っておくと、今作に普通の男は一人も登場しない。
全員女装した"男の娘"で、おっぱい付きの場合も有り。
更に言うと「男の娘×女」の絡みもあるけど、「男の娘×男の娘」も同じくらいある。
これで「こりゃ駄目だ」と思った人にはオススメ出来ない。
かなり偏った、アブノーマルな一冊。
しかしこの属性に耐えられる、いやむしろご褒美だ、というタイプにはかなりハードな内容で、一転してオススメとなる。
男の娘同士のフェラチオ、イラマチオ、アナルセックスなどの基本的なプレイに加えて、女性も交じって挿れたり挿れられたり、咥えたり咥えられたりとバリエーションは多数。
とにかくびゅるびゅる精液が飛び交ってます。


元々単行本出る度に絵が変わっていて安定しない作家だなあ、と思っていたのだが、やっぱり今作も安定していない。
この一冊だけの中でも結構変わっているような印象。
ただまあ、抜く分にはあんまり影響は無いかな。


キツめの属性持ちとなるので万人に受ける内容とは言えないが、このジャンルが好きな人には結構クリティカルなのでは。
自分は二次元に関しては完全に男の娘オッケーなので十分堪能した。
むしろ女キャラいらねーよぐらいの勢いで。


新刊スレに投下したのは上記の部分まで。
何気に今のコアマガジンからこういうピーキーな内容の作品が刊行されるのは珍しいような。
「むしろ女キャラいらねーよ」は割と本気です。
あくまでも男の娘は二次元限定で好きなんですけど。
だってリアルで可愛い男の娘っていないじゃん!?
いたら考える。


そういえばヱヴァンゲリオン:破を見ました。
自分のエヴァに関するバックボーンとか交えながら感想書こうかなあ、と思ってます。
そのうちね。
そのうち。