黒木秀彦「若妻&女子校生コレクション」

黒木秀彦 「若妻&女子校生コレクション」 メディアックス 952円+税

絵:△ 話:○ 抜:○+ 消:トーン 総合:○


短編読切11話収録。
タイトル通り内容はほぼ人妻モノと女子校生モノのみ。
(2編だけ例外アリ)
割合は人妻:女子校生=6:4ぐらい。
ストーリーはどの話も
「何かそういう雰囲気になってヤっちゃいました」
みたいな感じでオーソドックスな内容。
和姦オンリー。
アブノーマルなプレイも無し。
フィニッシュは中出し多め。


絵に関しては表紙を見ての通り。
流行りの絵柄でもなく、単純な絵の上手さで魅せるタイプの作家ではない。


この作家の特徴は、コマ割りや構図がキッカリしている事。
過剰な汁描写、局部の極端なアップ、或いはアヘ顔、断面図などなど…。
そういった極端なデフォルメやエロマンガ的な派手なギミックを殆ど使わない。
しかしそれがマイナスに働いている訳ではなく、むしろこの方が"リアルなセックス"のウエットな空気感を描く事に繋がっている。
動画で例えると「演出されたAV」ではなく「素人投稿モノ」とでも言うか…。
あと個人的にはベロチュー描写を多めに且つネットリと描いてくれるのがポイント高い。


単純に抜きツールを求める人には属性を考慮した上でお勧め。
作中の女性キャラに処女いないし。




6月下旬は新刊ラッシュでしたが、とりあえず抜き優先で一冊購入してきました。
Noise先生、あまゆみ先生、犬先生、ドリル汁先生などはまだ当落選上で迷っています。
2,3年前の自分ならサクッと全部買っていたのでしょうが、最近は自分の中でハードルが高くなってるのかなあ。
あと気になっているのは鬼月あるちゅ先生の初単行本でしょうか。
でもあるちゅ先生に注目するようになったのってごく最近なので、単行本に収録されてる辺りの絵がどんな感じなのか分からないんですよね。
一番最近出た同人誌の絵はさすがにレベル高かったけれど。
これも実物をチェックしてからかな。